45歳で自然妊娠した妊活メンターEHKOのブログ

【不育症】繰り返す流産の原因は「精子のDNAの質」

EHKOのセオリー 妊活 男性不妊

こんにちは。
妊活メンターとして活動しているEHKOです。

今回は、サイエンスサイト【Medical X Press】2019年1月14日付の記事に「流産は男性の精子に原因がある可能性が高い」とする英国のロンドン大学の研究内容がとても興味深かったのでシェアします。

流産の原因は女性にではなく「男性側にあった」

今回のテーマはいわゆる「繰り返す流産」なのですが、その原因について、世間一般では妊娠した女性の年齢にどうしても目が向けられがちですが、昨今の晩婚化を踏まえると、実は男性も40代以上だったりで高齢なんですよね。

今回のサイエンスサイト【Medical X Press】2019年1月14日付の記事によると、流産の原因となるのは、

男性の精子の損傷

によるものだと考えられています。またその「精子の損傷の原因」は、

活性酸素

によるものだと考えられます。
しかし、その精子の中の活性酸素がどうして増加するのかはまだわかっていないのです。

ただ、誘発条件として、例えば、

高齢

肥満

などが多少関係しているのではないかと言われています。

スポンサードサーチ

日本男性の精子の数が減っている

そもそも、現代人の精子は、昔と比べて異常なほど減っているそうです。
たとえば、昨年のイスラエルの大規模な調査で「主要国の男性では、過去40年で60パーセントも精子が減っている」ことがわかりました。
英国BBCは、この研究の報道で以下のように記していました。

精子数に関する現在のデータが論理的に帰結していくとすれば、2060年には男性はほとんどまったく生殖機能を持たないことになってしまう。

「妊娠と出産」というものは、言うまでもなく人類の存続の根本的な事柄なのですが、それに異常な兆しが出始めて止まらないのです。
人類云々というような大げさな話はともかくとして、これまでは不妊にしても流産にしても、女性のほうだけの問題として扱われてきた面がありましたが、実際は、その影響の比率は、男性側の問題が大きいことが少しずつわかってきています。
しかし、「精子の損傷」の根本的な原因は今はまだわかりません。
いろいろと今後も妊娠と出産については、困難な状況が増していくことが予想されますが、決して女性側の努力だけでは妊活は成功しない、ということは確かなことと言えます。
なお、ここでは再発性の流産を「習慣流産」としていますが、日本の医学界では、流産を2回以上繰り返した場合を「反復流産」、流産を3回以上繰り返した場合を「習慣流産」と定義しています。

習慣流産の原因は「欠陥のある精子」と関連していた

※以下、論文抜粋記事です。

    • 英インペリアル・カレッジ・ロンドン(ロンドン大学)の科学者たちによって発表された研究は、パートナーの女性が 3回以上連続して流産した50人の男性たちの精子の質の調査と関連したものだった。

 

    • 医学誌クリニカル・ケミストリー(Clinical Chemistry)に掲載されたこの研究では、パートナーの女性が流産を経験したことのない男性と比較して、この研究に参加した男性(パートナーが繰り返し流産している男性)たちの精子は、より高いレベルでのDNAの損傷を有していることが明らかとなったことが示されている。

 

    • 研究チームは、これらの調査結果が、流産のリスクを減らすための新たな治療法を見つけるための道につながることを期待している。

習慣流産

    • は、英国ではカップル50人に1人が発症する。

 

    • その定義は、妊娠20週までに3回連続して流産した場合を習慣流産と呼ぶ。

最近まで、流産の再発は、感染や免疫の問題など、母親の健康上の問題によって引き起こされると考えられていた。
しかし医師たちは今、精子の健康が流産に深く関わっていることに気づき始めた。

    • 研究の主執筆者であるチャンナ・ジャヤセナ博士(Dr. Channa Jayasena)は以下のように述べる。

「伝統的に医師たちは、習慣流産の原因を探す際、女性の健康に注意を向けてきました。そのパートナーである男性の精子の健康については分析されてこなかったのです」

「しかし、この研究は、精子の健康が妊娠の状態に影響を与えることを示唆する証拠が大きくなっていることを示します。たとえば、以前の研究では、精子が胎盤の形成に重要な役割を果たすことを示唆していました。胎盤は胎児への酸素と栄養素の供給にとって非常に重要なものです」

今回の新しい研究で、チームはロンドンのインペリアル・カレッジ・ヘルスケアの一部であるセントメアリーズ病院の流産クリニックの患者だった女性たちのパートナーである50人の男性の精子を分析した。
それからパートナーの女性が流産をしていない 60人の男性ボランティアの精子の健康と結果を比較した。
分析の結果、習慣流産に罹患したパートナーを有する男性たちの精子は、対照群(パートナーが流産していない男性たちの精子)と比較して2倍のDNAの損傷を有することが明らかとなった。研究チームは、このDNA損傷は、いわゆる活性酸素種によって引き起こされるのではないかと考えている。
精子を細菌や感染から守るために精液中の細胞によって形成される分子がある。
しかし、十分に高い濃度では、分子は精子細胞に重大な損傷を引き起こす可能性があるのだ。
また研究の結果、パートナーが流産に苦しんでいた男性たちの精子は、対照群と比較して活性酸素種の量が4倍多かったことが明らかとなった。
研究チームは現在、これらの高いレベルの活性酸素種を引き起こす原因は何なのかということを調査している。
ジャヤセナ博士は、次のように述べる。

「試験に参加していただいた男性の中には、クラミジアのような進行中の感染症を持っている方はいませんでした。 クラミジアは、精子の健康に影響を及ぼすことが知られています。前立腺に残っている感染からの他の細菌が精子の健康に影響を及ぼしている可能性はあり、これが、恒久的に高レベルの活性酸素種をもたらしているのかもしれません」

なお、ジャヤセナ博士は、肥満が精子の健康を低下させるという証拠が増えていることを付け加えた。
体脂肪のレベルが高い人たちは活性酸素種の増加を引き起こす可能性があると考えられている。
そのため、研究チームは、試験に参加した50人の男性たちの代謝の健康を分析し、体重とコレステロール値を評価している。
パートナーが繰り返す流産に苦しんでいた男性たちは、対照群(平均年齢 30歳)よりやや年長で、平均年齢は37歳だった。そして、やや過体重だった。
チームは現在これらの要因が活性酸素種のレベルに影響を与えたのかどうかを調査している。
ジャヤセナ博士は、

「今回の研究は規模の小さな研究ですが、手がかりを得ることができています。精液中の高レベルの活性酸素種が流産のリスクを増大させることをさらなる研究において確認すれば、これらを低下させる治療法の開発を試みることができる可能性を高め、健康な妊娠を増加させることができます」

「男性の精子が、女性の流産に関与する役割を「果たしているということを確認するまでには長い時間がかかりました。私たち医師は今、流産の原因は女性だけにあるのではないことを知り得ました。私たちはこの問題を解決し、妊娠から、より多くの健康な赤ちゃんが生まれてくるようになることができるように研究を進めたいと思います」

と、語っている。
(Recurrent miscarriage linked to faulty sperm medicalxpress.com 2018/01/04より)

私の実態調査からも、正直、どう考えても「卵子よりも精子に問題が隠れているのでは?」と感じることが実は頻繁にあります。
EHKOのセオリーで、卵子の質は最短で約3ヶ月あれば向上することがわかっています。(もちろんしっかりコンサルを受けながらできるだけ実践していただいたらのお話です。)
そう考えていくと、男性のカラダ年齢や精子の質だっていろいろなやり方で絶対に向上するはずです。
すでに精子の質向上のノウハウはかなりできていますが、男性のカラダ年齢を向上させていくノウハウは、実はまだこれからです。(なぜなら、協力してくださる旦那さまがいらっしゃらないからです)
いくら女性側が必死になって努力を重ね、せっかくハイグレードの卵子を作り出しても、男性側も努力してくれなければ、活きのよい精子(スーパー精子と呼んでいます)も採れませんし、結局、体外受精もうまくいきません。
活性酸素を除去する方法は、アンチエイジングのジャンルとして私の中でノウハウがありますが、これもまだ男性で実践していただいたことがないので、やってみなければわかりません。

「うちの主人で実験してほしい」
という果敢なチャレンジャー精神豊富なあなたからのお問合せもお待ちしております。(目のその際は、ご夫婦ご一緒に特別価格にてコンサルさせていただきます)

あなたの大切なお金を無駄にしないためにも、今後は男性妊活にも力を入れていきたいと思っていますのでどうぞご期待ください。

この記事に関連したもっと詳しい男性不妊のお話の続きはEHKOの有料サイトに掲載しています。
(EHKOの有料サイトのお申し込みはこちらから